家族構成 ご夫婦
施工エリア 富山県富山市
建物概要 二階建て
敷地面積 125.45坪
延床面積 36.98坪
山々の景色が広がる場所に住まいを叶えたご夫婦。朝日が降り注ぐ窓際にはお気に入りの植物たち。小鳥のさえずりや心地よい風を感じるお庭。小さな風景からはじまる1日を身体いっぱいに感じられるのどかな暮らしです。北欧インテリアやアート、小物など、好きなモノに囲まれた暮らしを愉しむご夫婦の日々の過ごし方をご紹介します。

目次

    のんびりと過ごす自然豊かな場

    全国でもトップクラスの持ち家率を誇る富山県。「家を持つのが一般的な風土があり、結婚したら家が欲しいなと思っていました。マンションを購入するという発想は無く、いつかは家を建てるものと思っていました。」とご夫婦。

    家づくりをする際、暮らしに合わせて一からつくることができる注文住宅を検討していたそう。

    「ネイエは以前から知っていて、他の住宅とは少し違う、味わいある雰囲気の住宅をつくる会社だなと思っていました。当初は設計事務所なども検討していましたが、デザイン面はもちろん私たちの要望などを汲み取っていただいた点などから、設計と施工をトータルで叶えてくれてアフターメンテナンスも対応してくれるネイエで決めました。」

    土地探しからスタートしたご夫婦。要望は、郊外でも良いのでのんびりと過ごせる自然豊かな場所。新興住宅地ではなく、ある程度の広さのある土地を希望しており、出会ったのがこの場所でした。

    ご主人は言います。「開放感のある家というのが、私たちの家づくりのコンセプトのひとつ。以前暮らしていたアパートは、太陽の光が入らない暗い場所でした。だからこそ、陽の光、心地良い風を感じられる住まいに憧れがありました。ここは、市街地から少し離れており、四季を感じられる過ごしやすい場所。自然が近く、のんびりと過ごしながら時間の移ろいも感じることができるので、すごく良い場所です。」

    燦々(さんさん)と降り注ぐ朝陽。心地よい風。空が赤く染まる夕暮れ。綺麗な星空を眺められる夜。家のどこにいても「自然」を感じ、共存する豊かな暮らしを実現しました。

    お気に入りのインテリアと過ごす

    家づくりの参考にしたのが、デンマークの建築家でもあり、家具デザインでも有名な「フィン・ユール」の自邸です。

    特に再現したのが床の色。木目と色味に徹底的にこだわり、サンプルを取り寄せながら細かく打ち合わせを重ねました。シンプルな明るい白色の床は、ご夫婦の大好きな北欧家具ともマッチします。

    北欧小物やアートなどを集めるのもご夫婦の趣味のひとつ。置きたいものはひとつずつ撮影し、プラン図を確認しながら置きたい場所を設計士に伝えました。

    リビングで印象的なのがハンス・J・ウェグナーのデイベット。黄色とグレーの配色がリビング全体のアクセントになっています。

    ネイエの完成見学会でデイベットを見た時に一目惚れ。素材感も気に入り、リビングにデイベットを置くことを決めました。リビングや家全体がとてもシンプルなので、どんな北欧家具とも合うのが嬉しいです。」と奥さま。

    デイベットの後ろには、ご夫婦が昔から集めていたお気に入りの北欧小物がずらりと並びます。

    キッチンの壁面は大谷石が印象的。たまたま入ったカフェで、この大谷石を使っており一目惚れし、取り入れたそう。石をそれぞれ貼り合わせることで、表情の違いを感じます。大谷石は年月を経て、特有の表情と趣が増していきます。

    キッチンから見える出窓には、お気に入りの植物たち。「ガラスの置物を置いた時には、光にガラスが反射する姿を見ることができて心癒されます」と奥さま。

    キッチンの吊り棚には、作家さんの器や北欧の器などを置いています。どれもご夫婦のお気に入りの器です。

    カーテンは北欧のデンマークを代表するファブリックメーカー、Kvadrat(クヴァドラ)のテキスタイルを採用。

    ポスターやアートを気軽に飾れるようにと、ピクチャーレールを随所に付けたのも魅力。四季やその時の気分でアートを愉しむことができます。写真のタペストリーはシルクのもの。最近のお気に入りだそうです。

    中も、外も。居心地良く暮らす

    庭は「小鳥が訪れるような自然を感じられる場所にしたい。」というのが、奥さまの希望でした。

    「小鳥が訪れるような実のなる木を植えたり、四季を感じられるような庭にしたいと思っていました。周りの目線を気にせず、開放感とプライベート感を意識した設計にしていただきお気に入りです。暮らし始めて、野鳥を観察したり、木々の移ろいを体感したりと、庭を通して心の豊かさを感じています。」

    軒の深いウッドデッキでは、植物の手入れなども愉しんでいます。

    「休日は、芝刈りや木々の剪定など、庭に出ている時間が多いです。この家で暮らすようになってから植物も好きになり、水やりや植え替えなどもウッドデッキで行っています。」とご主人。

    涼しい季節にはウッドデッキで朝ごはんを食べたり、お酒を飲んだりコーヒーを飲んだりと、ウッドデッキが第2のリビングになっています。

    「春先の涼しい時期は、窓を開けっぱなしにして、カーテンが風に揺れる様子をリビングのソファから眺める時間が大好き。光、風をいっぱいに感じられるのが贅沢です。」と奥さまが嬉しそうに話してくれました。

    日常を彩る、暮らしの豊かさ

    「木が揺れる姿だったり、木陰が綺麗だなと思ったり。先日は、カマキリの卵を見つけて喜んだり。日々のたわいもない時間が良いなって思うのです。この家で暮らすようになり、生活の質が変わったというか、 暮らしを愉しむ幅が広がりました。今まで興味がなかったことにも興味持つようになりました。」

    自然との暮らしに興味を持ち、四季を大切にする──。

    フィン・ユールも「自然と共にゆったり暮らす」というデザインを大切にしており、ご夫婦も“自然”というデザインの中で、豊かな暮らしを送っています。

    取材時に印象的だった言葉があります。
    “ネイエの家には、暮らすための空間だけでなく、暮らしを愉しむための付加価値がある”と。

    「家を建ててから、友人や知人からどこの住宅会社がいいか、と相談を受ける機会が増えましたが、 正直、暮らすためだけで言えばどこの住宅会社でもいい。“こういう暮らし方がしたい”とか “暮らしを愉しむ家にしたい”ということであれば、ネイエがピッタリだと思います。私たちはネイエと出会ったことで、季節の移ろいや情景を身体いっぱい感じることができ、心の豊かさを見つけることができました。暮らしは愉しむべき。きっと、それが人生の付加価値になると思います。」

    自分たちが住む家は、幸せあふれる場所であるべき。
    自然を通して感じる季節や時間の移ろいがあることで、人は幸福感を覚えます。家づくりを通して、豊かさや多幸感を味わえるはずです。

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